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2017/11/09
口呼吸について

口呼吸の原因

① 口周りの筋肉不足

 
口周りの筋肉が弱い状態だと、口が開きやすくなります。
これは幼い頃からの習慣づけが重要です。

 

② 歯並びが悪く口が閉じられない

 

③ 慢性的な鼻づまり
慢性的に鼻がつまっている状態だと、無意識に口呼吸をするようになります。

 
④ 幼い頃からの口呼吸の癖

 

子どもの口呼吸チェック

・無意識に口が半開きになっている
・唇が乾燥している
・朝起きたときに、のどが痛い
・クチャクチャと音を立てて食べる
・片方の歯で噛む癖がある
・発音は不明瞭である
・寝ているときに口が開いている、いびきをかいている
・前歯が茶色に着色しやすい
・口臭が気になる

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口呼吸が歯科にもたらす影響

① 虫歯になりやすい
歯は糖分を活動源としているミュータンス菌が歯面を脱灰させることで虫歯が生じます。しかし通常は脱灰した歯面が唾液に触れることで再石灰化し自然に修復されます。口呼吸により口全体が乾いた状態が続くと、唾液が十分に流れなくなります。
そのため、唾液の再石灰化が阻害され虫歯に犯されるリスクが高くなります。

 

② 歯周病になりやすい
唾液には殺菌作用があります。口呼吸により唾液が減少することで殺菌力が低下。その結果、歯周病菌の活動性を高めます。又、歯肉は乾燥すると歯肉が炎症を起こしやすくすることもあります。

 

③ 歯並びが悪くなる
口呼吸で口を開けている時間が長くなると、口輪筋による前歯の舌側へ押す作用が弱くなります。つまり唇が外側から歯を内側に押し込む力が不足するので、出っ歯になりやすくなります。

 

④ 咀嚼機能の低下
呼吸で用いられる筋肉は咀嚼、嚥下や発音・構音機能で共通して用いられます。呼吸という運動に何か不具合があれば、他の筋にも影響があると考えられています。

 

口呼吸の治療

口呼吸は、原因によって対処方法が異なります。歯並び、口腔周囲筋の低下は歯科医院で治すことができます。

 
特に口呼吸は、小さいお子様に顕著です。口を閉じる筋肉が発達していないと、口を開けておくことが習慣化してしまうことがあります。お子様の口呼吸の原因を把握し、早めに対処することが重要です。

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