セラミックインレー・クラウン
セラミックの最大の特徴は天然の歯のような透明感があることです。
天然歯は内部に黄色っぽい象牙質があり、その表面を透明感がある白いエナメル質が覆っています。このエナメル質は歯肉に近い辺縁は薄く歯の先端は厚いため歯は先端にいくほど白く透明感があります。よって天然の歯の色は均一ではなく、グラデーションのようになっています。より天然の歯に近い色調を再現し、本物の歯のように美しく仕上げることができるのがセラミックです。それぞれの患者さんの好みや隣接している歯に合った色をプロの技工士と相談し、美しく仕上げることができます。
Onedayセラミック
いくつかの透明性の異なるペーストを使用することで天然歯のような色調・透明性を再現できます。補綴物の装着に比べて歯質の切削量も少なく、来院したその日の内に修復が完成するので患者さんの負担も軽減されます。
セラミックス粒子多量配合による天然歯に近い発色・透明度
セラミックス粒子配合により従来のプラスチックでは表現できなかった天然歯により近い色合いを再現できます。
虫歯になりにくい象牙質樹脂含浸層の形成
歯の象牙質には象牙細管と呼ばれる無数の穴があります。
そこへの虫歯菌の感染を防ぐために樹脂含浸層という樹脂をしみこませた層を作ることで虫歯の再発を防ぎます。
最小限の切削量
保険の銀歯に比べて接着力が強いため、歯の削る量を最小限にすることができます。
その日に治療が終わる
セラミックを直接つめるため1日で治療が終わります。
所要時間は約30~40分です。
CEREC
セレックシステムとは医療先進国のドイツで作られた、コンピューター制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。
歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製でき、規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため一般的な修復物よりも耐久性が高く、完成までがスピーディーです。
当院では受付の横と診療室内でそのマシンを見ることができます。
治療の流れ
歯の形成
古くなったつめものや虫歯を取り除いて形を整えます。
光学印象
形を整えた歯の形をパソコンのカメラで撮影し3Dの立体にモデリングしていきます。
当院では従来通り印象材を使い歯の型を取り、石膏に起こしてそれをスキャニングします。
また、口の中を直接カメラで撮影する場合もあります。
セラミックの補綴物をデザインする
歯の型のスキャンが完了すると常勤の院内技工士が歯の形や色をデザインします。
審美性、機能性を考えて細部を修正します。
削りだし・研磨
コンピューター上で設計が終わったらセラミックのブロックをミリングマシンという機械で削ります。
機械がデザインされた歯の形に削り出します。
研磨・修正
削り終わったら歯科技工士が拡大鏡を使って細かい修正と表面の研磨をします。
装着
適合や色を確認し、歯と同じ色のセメントでセットします。
料金表
セラミックインレー
オールセラミックインレー |
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セラミッククラウン
ジルコニアクラウン |
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オールセラミッククラウン(複色) |
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シルキークラウン |
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オールセラミッククラウン(単色) |
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ONEDAYセラミック
基本料金 |
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追加料金 |
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