矯正治療の手法 - 表側からの矯正
一般的な矯正治療は、このような方にお薦めです。
- 費用があまり高額にならないようにしてほしい。
- 矯正装置はあまり目立たないようにしたいけど、少しぐらいなら見えても構わない。
- 治療期間は通常の矯正治療の期間内(2年程度)に終わりたい。
- 矯正装置の違和感が少なく早く慣れる装置をつけたい。
治療法
歯の表側に透明な装置(ブラケット)を付けて、その装置にワイヤー(針金)を通します。このワイヤーの力が歯に伝わることで歯を移動させます。
最近、装置とワイヤーの摩擦を軽減することにより、治療期間を6ヶ月程度短く出来るデーモン・システムも開発されています。
▲細いワイヤーと
太いワイヤー
太いワイヤー
症例1 - 36歳 女性 会社員
▲治療前
上の前歯2本が出ており、下の歯もデコボコがあり、唇が閉じがたいということでした。
▲治療後
親知らずを抜いて、そのスペースを利用して、全体的に歯を後ろへ送りました。
院長のコメント
気になさっていたデコボコが改善し、口元も引っ込み、とても良い噛み合わせになりました。患者様にとても喜んでいただけて、私達にも幸福感をいただけました。矯正治療は、歯を支えている歯槽骨がしっかりあれば、何歳になってからでも可能です。
歯並びを整えることは、歯周病の進行を食い止めることにつながりますので、成人矯正は口の健康を考える人にとって、いまや常識となりつつあります。
症例2 - 12歳 女子
▲治療前
デコボコが気になるということで、来院されました。歯の大きさに比べて、顎が小さかったので、初期治療として顎の成長をサポートする治療を1年半行い、その後、1年間大人の歯が生えるのを待ちました。
▲治療後
大人の歯が生えそろったところで、本格矯正を1年半行いました。
院長のコメント
小児の治療は、大人の治療と異なり、初期治療がとても重要になります。成長を利用することで、ひどくなる前に改善することができます。続く本格矯正では、最終目的である大人の歯をきれいに、正しく並べます。とても頑張り屋さんで、1回も休むことなく、治療に通われました。そして、歯を抜くことなく、自然で、とても素晴らしい歯並びを獲得されました。
※治療後は後戻りするリスクがあります。定期的に検診を受けましょう。
※この治療方法の料金をご覧になりたい方は料金表をご覧下さい