メニュー
メニュー
2016/04/19
キシリトールガムを噛むことの利点4つ

ミュータンス菌の減少

 

キシリトールガムは、虫歯の原因であるミュータンス菌を減少させます。

これはキシリトールがミュータンス菌の糖代謝を阻害するためです。

 

ミュータンス菌は糖を餌にして生活していますが、キシリトールを体内に取り込んでもエネルギーに変えることができません。

それでも、スクロースと同じように体の中に取り込んでしまうため、エネルギーだけを消費してしまうのです。その結果、ミュータンス菌の活動性は低下して、繁殖することも難しくなるのです。

 

ですから、キシリトールガムを1日5〜7回程度、最低3ヶ月継続して噛んでいただくことにより、新しく生まれてくる菌の力を弱めることが可能となります。

 

 

酸を作り出さない

 

虫歯菌は糖分などを分解して酸を作り、歯を溶解させます。

けれどもキシリトールでは、その酸を作ることができません。

 

キシリトールはスクロースと同様、とても甘い物質なのですが、一般的な糖とは少し組成が異なります。

 

具体的には「糖アルコール」と呼ばれる物質で、虫歯菌はこれを有効な形に分解することができません。つまりは、酸を産生することができませんので、歯を溶かされる心配もないのです。

 

唾液量の増加

 

私たちの口腔内は、何かものを噛むと唾液が分泌されるようにできています。

また、キシリトールの甘みにより、唾液を出させる効果が高まりますので、唾液分泌量はさらに増加します。

 

唾液が増えることにより、唾液の自浄作用や歯の成熟作用、再石灰化が促進され、歯が強くなるのです。

 

 

歯の表面がツルツルになる

キシリトールガムを 噛むと、歯の表面がツルツルになります。

これは、唾液の自浄作用によって、歯面の汚れが除去されるためです。

また、キシリトールガムにはフッ素を配合しているものが多く、歯質が強化されることによって歯面が滑沢になるといえます。

 

その結果、プラーク(歯垢=細菌の塊)がつきにくくなることはもちろん、プラークがついたとしてもスムーズに除去できるようになります。

キシリトールは天然素材甘味料なので、副作用などの心配はいりません。

 

妊娠中の方や糖尿病の方にも安心して、お使いいただけます。

※過剰摂取すると、人によっては下痢を起こしやすいといわれています。

 

ちなみに当院では、次のようなキシリトール製品を販売しております。

・キシリトールガム (クリアミント味、アップルミント味、マスカット味)
・キシリトールタブレット (クリアミント味、オレンジ味)

どちらもキシリトール100%ですので、虫歯予防効果や安全性は保証されています。

 

 

人気の記事

  • 最近の投稿

  • アーカイブ

  • ※第1土曜 : 10:00~13:00/14:30~17:30
    ※休診日 :第2,3,4,5土曜・日曜・祝祭日
    ISO9001認証取得医院
    審美・インプラントセンター / CT診断センター
    水天宮前歯科医院
    東京都中央区日本橋蛎殻町2-14-5 KDX 浜町中ノ橋ビル3階
    ページトップへ