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2017/11/20
歯並びが悪くなる習癖

皆さんが何気なく無意識に行なっている”癖”により歯並びが悪くなることはご存知ですか?

 
歯は小さな力でも繰り返しかかることにより、少しずつ動いていきます。歯並びや噛み合わせに悪い影響を与える癖を”悪習癖”と言います。

 
成長期のお子さんの場合、日頃の悪習癖が歯並びや顎の成長に大きな影響を及ぼします。

 
成人の方でも、悪習癖があると矯正治療が順調に進まなかったり後戻りを起こす原因になります。

 

 

6つの悪習癖

①指しゃぶり

指しゃぶりは生理的な人間の行為ですが、3歳以降になっても持続している場合、上の歯と下の歯の間に隙間ができる「開咬(かいこう)」や、前歯が突き出す「上顎前突」、いわゆる「出っ歯」になりやすくなります。

 

さらに、乳歯の奥歯が生え揃う2歳半~3歳過ぎまで続いていると、奥歯の噛み合わせがズレる「交叉咬合」などを引き起こす可能性が高くなります。
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②唇を噛む癖

特に下唇を噛む癖が多く見られます。下唇を噛むことにより、上の前歯は前方に倒れ、下の前歯は内側に倒れて凸凹になり「出っ歯」になります。

 

また、噛み合わせが深くなり下の前歯が上の前歯の歯肉にあたり傷がついてしまうことがあります。上唇を噛む癖は、噛み合わせが反対になる「受け口」の原因になります。

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③口呼吸

口呼吸の方は呼吸のために舌を下にして空気の通り道をつくるため、上顎の横幅の成長が不十分になり「出っ歯」になったり、凸凹な歯並びになります。
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④舌癖

舌癖とは歯に舌を押し付けているような癖のことをいいます。本来の舌の正しい位置は、上顎にくっつける位置で歯には触れません。

 

舌癖とは、舌を間違った位置に置いていたり、間違った方向へ押し出したりする癖のことです。上の歯と下の歯の間に舌を入れる方は、前歯が開く「開咬」になります。
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⑤頬杖

頬杖をつく習慣があると、顎の関節や歯に力が加わり続けます。成長期の場合、下顎の成長を抑えてしまうため「出っ歯」になったり顎が左右にずれて成長したりすることがあります。

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⑥物を噛む癖

タオルや爪を噛む癖があると、前に歯が引っ張られる力が加わり前歯が「すきっ歯」になったり、1本だけ飛び出たような歯並びになります。
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